日本酒用語moririn的解釈
梅雨明けして暑いですね。。
こんな日は、夏酒でも頼んで、枝豆と炙り鯖なんか頂いちゃったりして、
〆に素麺とか食べたい。
はい、本題入りまーす。
ここで改めて、日本酒用語について自分なりの解釈でわかりやすくお伝えした。
【目的】
酒屋、居酒屋に言っても店員さんに聞かないとわからないという方向け。
少しでも為になれば良いなと思いまして。。。。
行きますよ!!
①純米大吟醸
アルコール添加なし精米歩合50%以下
②純米吟醸
アルコール添加なし精米歩合60%以下
③純米
アルコール添加なし
④大吟醸
アルコール添加あり精米歩合50%以下
⑤吟醸
アルコール添加あり精米歩合60%以下
⑥本醸造
アルコール添加あり精米歩合70%以下
⑦あらばしり
お酒を絞りはじめの部分
一番最初の部分で香りが強く、荒々しい
⑧中汲み(中取り、中垂れ)
中間部分でバランスがよく一般的には一番美味しいと言われる部分。
⑨責め
絞りの最後で、傾けたり、重しを乗せたりするしぼりきる部分。
雑味があり、味にくせがでる。
⑩原酒
通常は水を加えて、アルコールを調整するところを、水を加えずにそのまま。味わいは、濃厚でアルコール強く感じる
⑪無濾過
透明なお酒と黄色いお酒を見たことがあると思いますが、黄色のお酒は、炭で濾過していないお酒です。濾過しないため、お酒の本来の美味しさを感じられます。
⑫おりがらみ
醪が入っているお酒で、濁っています。
⑬生酛
自然界にいる様々な微生物(乳酸菌)を生かした造りで、その酒蔵のプライド天然酵母
⑭山廃
生酛の山おろし(蒸し米を押しつぶす作業)を廃止したお酒。
⑮生酒
火入れしていないフレッシュな生
⑯生貯蔵
冷蔵庫に貯蔵しておいて、出荷前に火入れを行ったお酒。貯蔵中に変化している楽しさ。
⑰生詰
できたお酒を加水して火入れ後、貯蔵して出荷したお酒。生貯蔵よりフレッシュ。
⑱にごり
あらばしりに出てきたおりが多く含まれ、濁ったお酒。
⑲ひやおろし
生詰と似ているが、秋に出荷するお酒のこと。
⑳山田錦
絶対王者!!どの酒造も絶対に選ぶ品種。甘く香りも強い。出荷量もダントツ。
㉑雄町
山田錦、五百万石のルーツとなる野生種。ほぼ岡山県産。
背丈が高く丈夫。味わいは甘く、野太い!!
㉒五百万石
スッキリ淡麗な味のイメージ。
㉓愛山
雄町と山田錦をルーツとしている米。甘く独特の味わいでファン多い!
㉔八反錦
広島県原産の酒米、スッキリしたイメージ。
㉕美山錦
結構スッキリした味わい。
㉖斗瓶取り
醪が入った酒袋を吊るして、ぽたりぽたりと斗瓶に落としていく贅沢な絞り方。
㉗速醸
現代のスタンダードな酒造り方法で、酵母を添加する手法。
【番外編】十四代↓
①七垂二重貫
75kgのお米からわずか7垂れしかとれないほど貴重なお酒。
実際に斗瓶取りでぽたりぽたり落として作ったお酒で、
十四代の中でも、七垂れ二十貫、龍月、双虹、龍泉にしか用いられない、
プレミアム。
これは本当にスッキリしているのに甘く。味わいが後からやってくる。
綺麗なお酒で、美味しい
②秘伝玉返し
十四代の本丸に使われるが、醸造アルコール添加であるにも関わらず、純米で出されてもわからないほど美味しい。使用されているアルコールが、自社製の粕取り焼酎を使用。
③龍の落とし子
父:山酒4号と母:美山錦で作ったお米で高木酒造が開発した米。
雄町とも山田錦とも違う甘くふんわりした味わい。
④酒未来
母:山酒4号と父:美山錦で作ったお米で高木酒造が開発した米。
龍の落とし子の逆で、どちらかというすっきりしている。